サントスは21日、サンパウロ州選手権でペナポレンセとホームで対戦し、2対1で接戦をものにした。
試合は前半27分、サントスが華麗なパス回しからネイマール、アンドレとつなぎ、最後はアンドレが倒れこみながらシュート。これがゴールに突き刺さり試合を動かした。続く同29分にもサントスはコーナーキックからのセンターリングをペナポレンセGKが対処しきれず、こぼれたところをシセロが無人のゴールに押し込んだ。対するペナポレンセは後半33分、ゴール前でパスを受けたグアルーがゴール左隅を狙ってシュート。ボールは枠を外れるかと思われたが、サントスディフェンダー、ガリャルドの足に当たってネットを揺らした。試合は2対1でサントスに軍配が挙がった。
これによりサントスは勝ち点を39とし3位でサンパウロ州選手権準々決勝進出を決めた。準々決勝の相手は6位のパルメイラスとなっている。サントスはブラジルカップを含めると公式戦13戦無敗をキープしている。
ネイマールは試合後、「これから(準決勝)はサンパウロ州選手権(ファーストステージ)のこれまでの結果は関係なくなる。もう全ては過ぎたことだ」と、負けたら即敗退のトーナメントとなる準々決勝に照準を合わせた。