6月にロシアW杯を控え、ブラジル代表合宿に参加しているネイマールがブラジルメディアのインタビューに応じた。
ネイマールはこれまで代表合宿において全ての練習に参加しており、怪我の回復具合が順調であることをうかがわせている。
しかしながら実践から3ヶ月も離れていることもあり、不安もあるのは否定できない。ネイマールは現在の心境について「今のような状況に立たされたことは以前にもある。恐怖を克服するのにはちょっと時間がかかる」と怪我の再発を気にしているとしたうえ、「何事も自分を止めることはできない。ただ不安なのは3ヶ月プレーしていないということだけだ」と話した。
一方でまだ完全な状態ではないことは本人も分かっている。全ての動きがこれまでのようにできるわけではないのだ。
「フィジカル的にはいいけど、まだアジャストしている状態。(怪我した足が)気になることもある。だけどプレーに支障が出るほどじゃない。まだ100%じゃないけど、それは時間が解決する」
ブラジル代表は6月3日に英国でクロアチア代表と調整試合を行う。それにネイマールが出場するかどうかはまだ微妙なところだ。
ブラジル代表のチームドクター、ロドリゴ・ラズマールは、ネイマールは試合に出場できると自信を見せているが、実際のところは試合直前になってみないことにはまだなんともいえないだろう。
ネイマールのコンディションはさておき、ブラジル代表の準備は一体どうなっているのか。
ネイマールはこれについて「ブラジルは他の代表チームの中でもトップのひとつ。優勝できるチームだと思っている。チチ監督がいうように最後はどうなるかわからない。でも優勝するためにプレーするつもりだ」
また、質問がレアルへの移籍の噂になると、ネイマールは「今の焦点はブラジル代表。みんな馬鹿げたことを話しているし、答える価値もない」と明言を避けた。