サントスは13日、サンパウロ州選手権でウニオン・バルバレンセとアウェイで対戦し、4対0で大勝した。
この日はネイマールの一人舞台だった。前半7分、ゴール前でシセロからのパスを受けたネイマールは雨でぬかるんだグランドに体勢を崩しながらも左足で蹴り込み、ゴールネットを揺らした。同26分にはギリェルミ・サントスのセンタリングをパチートがシュートミス。しかしこれをゴール前に詰めていたネイマールが押し込み加点した。
さらに後半1分にはパチートのセンタリングをニアポストで合わせてハットトリックを達成。その4分後には右サイドから相手ディフェンスを置き去りにして、右足で強烈なシュートをゴールに叩きこんだ。試合は4対0でサントスの圧勝に終わった。
これによりサントスは勝ち点を36とし、サンパウロ州選手権において首位のサンパウロに続いて2位にランクイン。ネイマールは今季12得点となり、得点王争いでトップに躍り出た。ネイマールは「4点決められたのは嬉しい。チーム全体が良かった。一人でプレーしているわけじゃない。ボランチもディフェンダーもみんなを祝福したい」とコメントを残し、試合会場を後にした。