ネイマールが2月5日、25歳の誕生日を迎えた。そこで往年の名選手と比べてネイマールがどれだけすごい選手なのか紹介する。
ネイマールがブラジル出身の現役最高選手であることは異論はないだろう。ではほかの名選手に比べると、どの位置に立っているのか解説していこう。
まず、ネイマールは25歳にして、ほとんどの国際主要タイトルを獲得している。クラブではリベルタドーレス、チャンピオンズリーグ、リーガ、世界クラブ選手権。代表ではコンフェデレーションズカップ、五輪を制覇し、足りないのはコパアメリカとW杯のタイトルぐらいだ。
他にネイマールに欠けているのは個人タイトルだろう。コンフェデレーションズカップとチャンピオンズリーグでは得点王に輝いたが、リーグを通じて得点王になったことはまだ一度もない。また、メッシ、クリスティアーノ・ロナウドを抑えてのバロンドール獲得が期待される。
ロマーリオ
ロマーリオが25歳だった頃にはオランダのPSVに所属していた。当時のロマーリオの実績は、ヴァスコ・ダ・ガマでリオ州選手権を2回制覇、オランダリーグを3回制覇、ソウル五輪で銀メダル。なお、ソウル五輪では得点王にも輝いた。
一方、クラブではリオ州選手権、チャンピオンズリーグ、オランダリーグでも得点王になっている。
ロナウド
ロナウドの25歳までの実績はチームタイトルよりも個人タイトルが輝かしい。怪物の異名で知られる彼は10代で94年のアメリカW杯で優勝したものの、試合出場の機会はなかった。
しかし20歳のときにはリーガで得点王に輝き、世界最優秀選手に選ばれている。21歳で移籍したインテルでもセリアA得点王に輝き、やはり世界最優秀選手に選ばれた。22歳で出場した98年のフランスW杯では惜しくも準優勝に終わっている。
なお、そのほかの25歳までの代表でのタイトルはコンフェデレーションズカップ、アトランタ五輪で銅メダルなど。
ロナウジーニョ
ロナウジーニョは25歳にしてすでにコパアメリカ制覇、日韓W杯優勝、世界最優秀選手にも選ばれるなど、早いうちからタイトルに恵まれていた。
ドリブルの技術で有名なロナウジーニョだが、グレミオ時代には通算72ゴール、パリサンジェルマン時代には23ゴールを挙げるなど、得点能力にも長けていた。
まとめ
以上の選手たちと比べてもネイマールがどれだけ早熟で、多大な実績を残してきたか分かるだろう。これからもネイマールの快進撃は止まらない。