ネイマールが先日行われたロシアW杯南米予選のコロンビア戦でゴールを決めたことにより、ブラジル代表通算ゴール数を48とし、ジーコの記録に並んだ。
ネイマールはコロンビア戦の後半に決勝点を決め、2対1の勝利に貢献。若干24歳にしてブラジル代表通算ゴール数で、かつて鹿島アントラーズにも所属したジーコの記録に追いついた。
歴代ランキングではトップ4に浮上。ネイマールの上にいるのはペレ(77ゴール)、ロナウド(62ゴール)、ロマーリオ(55ゴール)だけとなった。
ネイマールはこれまでブラジル代表で72試合に出場。1試合平均のゴール数は0,66だ。ちなみにジーコの1試合平均は0,68ゴール、ペレに関しては0,84ゴールを記録している。
なにかと批判にさらされがちなネイマールだが記録は嘘をつかない。このペースでいけばサッカーの王様ペレの記録を抜くことも十分に可能だ。
スペインのメディアはジーコとネイマールについて「二人とも正確なボールタッチができ、10番を背負っている。ジーコはチームの頭脳的な選手で、広い視野と優れたテクニックを持っていて、白いペレとまで呼ばれた。対するネイマールは瞬発力とスピードのある強力なドリブルを持ち合わせているうえに非常に高いポテンシャルの持ち主だ」と評している。