国歌斉唱を経てメダル授賞式を終えると、ネイマールは真っ先にマラカナンスタジアムの観客席に向かった。そこにいたのはほかでもないブルーナ・マルケジーニだ。そう、ネイマールのかつての恋人であり、いまや国民的女優ともなった人だ。
ネイマールとブルーナは破局後もメディアに対して、二人の良好な関係をアピールしていた。決して憎しみあった末の喧嘩別れではなく、お互いを以前と変わらずリスペクトしていること、そしてなにより深い愛情を抱いていることを話していた。
ブルーナはその後、ブラジルの歌手や俳優などと噂になったが、いずれの関係もネイマールのときと同様の扱いで話題に挙がることはなかった。
ネイマールも世界中のモデルやセレブたちとツーショット写真がネットに流出することはあっても、ブルーナのときのような自他共に認める恋人は現れていない。
そんな中、ネイマールはリオ五輪でブルーナの前で優勝を決めた。ネイマールはメダルを受けると、真っ先にスタジアムの観客席へと上がっていった。ブラジルのサポーターたちはネイマールとブルーナのために道を開け、二人の熱い抱擁をカメラに収めた。そして国民的カップルの再会を喜んだのだった。
Neymar sai do gramado, sobe na arquibancada e beija Bruna Marquezine pic.twitter.com/hNvIwwWSqc
— Fernando Rodrigues (@FR_BSB) 21 de agosto de 2016
ネイマールとブルーナは決勝戦が行われた翌日、ブラジル対イタリアによるバレーボールの決勝戦を体育館で観戦した。二人は隣の席には座らなかったものの試合後には一緒に夕食、そしてパーティーに出かけたことが目撃されている。ファンだけでなく、ブラジルメディアも二人の復縁説を一斉に取り上げた。
思えばＷ杯のときもブルーナは一番近くからネイマールを応援していた。ネイマールが怪我をしてチームを離脱したときは号泣し、休養中も彼の側で面倒を見ていたのも彼女だった。
これまで破局と復縁を何度も繰り返してきた二人だが、現在に至るまでお互いをこれほど大切にしていることを考えると、お互いに運命の相手であると思えなくもない。いずれにしろ二人の恋の行方は今後も何かと話題になりそうだ。
