ネイマールはボリビア戦から一夜明けた7日、メディアのインタビューに応え、ロナウジーニョとのコンビネーションから生まれたゴールをその日の「お気に入り」と評価した。そのうえで、「ロナウジーニョはいつも通りの(すごい)ロナウジーニョだった。彼はクラッキ(名選手)だ。別に(すごいプレーをしようと)驚きはしない。だって彼の実力は知っているから」と先輩を手放しで褒め称えた。
格下チームを相手の親善試合といった見方が強かったが、それについては、「親善試合なんてみんながそう思っているだけ。プレーしている自分たちは違う。この勝利で勝ち点3点をもらえるような、もしくは大会の決勝ような気持ちだ」と楽な試合ではなかったとした。
前半終了後交代させられたことについては、「試合ではいい調子だったけど、サントスで(2日前の)木曜日に試合をしたこともあり、終盤疲れを感じた」としたものの、「ゴールを決めて代表に貢献できて嬉しい。チームの動きは本当によかった」と喜びを表現した。
リベルタドーレスカップの試合中に死亡したサポーター、ケビン・ベルトラン・エスパーダ君(14歳)の追悼イベントとして開催された同試合。試合前はケビン君が商業利用されているなどの声もあり、賛否両論だったが、ネイマールは、「とても残念な出来事。家族にとっては特に悲しいことだと思う。僕らでもなにか助けてあげることができると思う。サッカーをして、ゴールを決めるのが彼の家族のためになる。ブラジルはそれをやり遂げた」とコメントした。