前季に続き見事今季もリーガ優勝を果たしたネイマール。次の目標はもちろんリオ五輪だ。大舞台を前にネイマールが今の心境を語った。
前季に比べると、今季のネイマールの活躍はそれほど目立ったものではない。メッシ、そしてルイス・スアレスの影に隠れたシーズンだったと言ってもいい。34試合に出場し、24ゴール、12アシストという成績。
ネイマールはそれについて「自分のベストのシーズンだったかというと分からない。僕はいつだって過去の記録を超えたいと思っているし、日々上達したいと思っている」と理想のシーズンだったとは言えないようだ。
しかしその一方で「リーガの戦いについては誇りに思うし、満足している。ハードワークと苦しんだ結果に手に入れたタイトルで、最後は全てが報われた」と、優勝で締めくくったことに対しては合格点を与えた。
しかし本当の戦いはこれから。五輪を目前に控え、母国ブラジルのプレッシャーを一身に背負うことになるネイマール。それについては、「責任は子供のときから背負ってやってきているから、それがもう一つ増えただけ」と意に介していない。
また、史上初の金メダルについては、「ブラジルの全国民が金メダルを望んではいるけど、自分より願っている人はいない。そのために最高の準備をするだけだ」と意気込んだ。
五輪を優先するためにコパ・アメリカは欠場。これに対しては「別に出られないことに対してフラストレーションはない。ブラジルで開催される五輪に出られるからね。もちろん両方出たかったけど、クラブの方針も理解しているから」と問題ないとした。