ブラジル代表のドゥンガ監督は先日、今月25、29日(現地時間)に行われるロシアW杯予選ウルグアイ、パラグアイ戦に向け、ネイマールを含む23名の選手を招集した。
ついにネイマールがチームメイトのルイス・スアレスと代表戦で激突する。ルイス・スアレスはブラジルW杯で噛み付き事件を起して以来、今回が初めての代表召集。その最初の相手がブラジルとなる。
ブラジル代表にはネイマールのほかフッキ、カカなどベテランメンバーもリストアップされたほか、レナト・アウトグスト、ジルなど中国リーグでプレーする選手たちの名前も挙がった。
ドゥンガ監督は、記者会見で中国リーグでプレーする選手たちがハードスケジュールの中、呼ばれたことについては「試合の前日か2日前に合流することになるのなら、その分高いレベルのコンディションで、ほかの選手たちよりも結果を残さないといけない。欧州の選手たちとは違った責任がある」との考えを示している。
シーズン途中での代表戦となるだけに選手たちのコンディションや連携にも不安は残る。しかしそうも言っていられないのが現状だ。というのもブラジルはW杯ロシア予選で現在勝ち点7で3位と不甲斐ない順位に立たされているからだ。1位のエクアドルとは勝ち点5も離されている。
果たしてブラジルは絶好調のストライカー、ルイス・スアレスのいるウルグアイを下すことができるのだろうか。
メンバーは以下の通り
GK
アリソン(インテルナシオナル)
マルセロ・グロエ(グレミオ)
ジエゴ・アウヴェス(バレンシア)
DF
ダヴィド・ルイス(PSG)
ミランダ(インテル・ミラノ)
マルキーニョス(PSG)
ジル(山東魯能泰山足球倶楽部)
SB
ダニーロ(レアル・マドリード)
ダニエウ・アウヴェス(バルセロナ)
フェリペ・ルイス(アトレティコ・マドリード)
アレックス・サンドロ(ユベントス)
MF
ルイス・グスタヴォ(ヴォルフスブルク)
フェルナンジーニョ(マンチェスターシティ)
レナト・アウグスト(北京国安足球倶楽部)
フェリペ・コウチーニョ(リバプール)
オスカル(チェルシー)
ルーカス・リマ(サントス)
ウィリアン(チェルシー)
カカ(オーランド・シティ)
ドグラス・コスタ(バイエルン)
FW
ネイマール(FCバルセロナ)
フッキ(ゼニト・サンクトペテルブルク)
リカルド・オリベイラ(サントス)