ネイマールが17日に行われたラーヨ・バジェカーノ戦で4ゴールを決める大活躍を見せた。ネイマールが1試合4ゴールを決めるのはこれが自身5度目。
ネイマールは前半20分、ペナルティーエリア内でボールをコントロールすると、複数の相手選手に囲まれながらも得意のドリブルで強引に突破。ネイマールの動きについていけなかったDFはファウルを犯して止めるのがやっとだった。
これで得たPKをネイマールはノーステップで決めて1点目をマーク。続く同30分にも同じパターンで、ペナルティーエリアから巧みなフェイントで切り込むと、相手DFはたまらず足をかけてネイマールを倒した。この日2度目となるPKもネイマールは冷静に決めて2点目を挙げた。
後半23分にはルイス・スアレスの強烈なシュートのこぼれ球を拾って加点。さらにその1分後にもルイス・スアレスのラストパスを押し込んで4点目をマークした。
ネイマールは試合後、「詳しい内容は言えないけど、実はこのためにクラウディオ・ブラーボ、マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン、ジョルディ・マシップたちと(PKを)練習したんだ」と落ち着いて決めたPKには秘策があったと話した。
ネイマールはこれにより今季通算8ゴールとなり、リーガエスパニョーラの得点王ランキングのトップに躍り出ている。
ネイマールが1試合4得点を挙げるのはこれが5度目。過去にはU20南米選手権ブラジル対ウルグアイ戦、サントス対アトレチコ・パラナエンセ戦、サントス対ウニオン・バルバレンセ戦、そして記憶に新しいブラジル対日本戦でそれぞれ4ゴールをマークしている。
ブラジル対日本戦