ネイマールは先日、メディアのインタビューに応じ、FIFAから世界最優秀選手に与えられる今年のバロンドールはすでにある選手に確定している、との考えを示した。
気になる「ある選手」とはもちろんリオネル・メッシのこと。ネイマールは、「今年はバロンドールはすでに受賞者が決まっているみたいなもの。シーズンの活躍を見ればメッシしかしない」と話した。
その一方で自分の受賞については、「僕はトップ3になんとか入れればと思っている。なんとか(授賞式で)前のほうに座れればいいなあ」と、最終候補入りを目指すとした。
また、最終候補入りのためにネイマールは「フィニッシュの精度を上げないといけない。それがもっと上手くなりたい部分で、自分には不足しているんだ。いつも向上するために頑張っている。プロになってからはいつも試合でなかなか上手くできないことを練習しようと思ってやってきた。左足でのシュートだったり、ヘディングだったり。日々上手くなるために練習している」と、スキルアップを課題に挙げた。
ロシアW杯に向けて南米予選が始まったが、代表での主将としての重い責任について話が及ぶと、ネイマールは次のように語った。
「責任は昔からずっと背負っている。それについては自然に対応している。(主将だからといって)責任が重くなるということではない。みんな選手なら責任があることは分かっているし、代表でやることの難しさはみんなが感じていること。代表でプレーすることはユニフォームを着るだけじゃないんだ。だから逃げることなく自分の責任はちゃんと果たそうと思っている。そもそも責任を背負うことは好きなんだ、自分を成長させてくれるからね」。