日韓W杯でブラジル代表の主将を務めたカフーが、先日メディアに対して、ネイマールは主将に相応しくないとの考えを示した。
現在、ブラジル代表のスタッフとして働いているカフーは先日、サッカー情報サイト「Four Four Two」のインタビューに応じ、「ネイマールはキャプテンのタイプじゃない。彼が主将になることに僕は反対だ」と主張した。
これには訳がある。カフーは何がなんでも「ネイマールが背負っている責任から解放してあげるべきだ」と考えているからだ。
「彼にはプレーに集中してもらうほうがいい。(主将から降りれば)主審と話したりする必要もなければ、監督と選手たちの間に入る必要もない。キャプテンというのはそういうもの。ネイマールはブラジルサッカーにおけるここ10年で最大の顔だ。今はリーダシップを取ることよりもプレーだけに集中すべきなんだ」。
カフーがここまで言うのも自身が主将の役割を十分に理解しているからだ。代表のほかの選手で主将になるべき選手を聞かれると、「ミランダやダヴィド・ルイスのほうが向いている」とDFを指名した。