ドゥンガ監督は先日、10月から始まるロシアW杯南米予選に出場する22選手を発表した。ネイマールはコパアメリカで出場停止を受けたため呼ばれなかった。
ブラジル代表は10月8日にアウェイでコパ・アメリカ王者のチリと、13日にはホームでベネズエラと対戦する。ネイマールの穴を埋めるべくして呼ばれたFW陣はフッキ、 フィリペ・コウチーニョ、ドグラス・コスタ、ロベルト・フィルミノといった最近親善試合などによく出場している選手ばかり。果たしてネイマールのいないブラジルは強豪と渡り歩くことができるのだろうか。なお、カカやロビーニョといったベテラン勢は落選となった。
ドゥンガ監督は、「2010年のW杯予選のときは期間が長いということもあり55人の選手を召集した。今回は予選を経験した選手たちは少ないけれど、準備は万全だ」としたうえで、「できることならネイマールに居てほしい。ただそれは不可能だ。それならプレーできる選手に焦点を当てたい。さもなければ目標がずれてしまう。彼らだって十分に頼りがいのある選手たちだ」と、ネイマール抜きでも戦えると宣言した。
スタメンについては、「すでに誰をスタメンに使うかアイデアがある。ただし、まだどのようなコンディションで選手たちが来るかによっても変わってくる。選手たちが合流してから我々の考えを元にチームを作っていきたい」と、詳細には触れなかった。
ロシアW杯予選の出場選手は以下の通り
GK
ジェフェルソン(ボタフォゴ)
アリソン (インテルナショナル)
マルセロ・グロエ (グレミオ)
SB
フェリペ・ルイス(チェルシー)
ファビーニョ(モナコ)
マルセロ(レアル・マドリード)
ラフィーニャ(バイエルン・ミュンヘン)
DF
ダヴィド・ルイス(PSG)
ミランダ(アトレチコ・マドリード)
マルキーニョス(PSG)
ジルベルト(コリンチャンス)
MF
ルイス・グスタヴォ(ヴォルフスブルク)
フェルナンジーニョ(マンチェスターシティ)
エリアス(コリンチャンス)
ルーカス・リマ(サントス)
ルーカス(PSG)
ウィリアン(チェルシー)
レナト・アウグスト(コリンチャンス)
FW
ロベルト・フィルミノ(リバプール)
フッキ(ゼニト・サンクトペテルブルク)
フィリペ・コウチーニョ(リバプール)
ドグラス・コスタ(バイエルン・ミュンヘン)