ドゥンガ監督は先日、来月5、8日に行われるコスタリカ、アメリカとの親善試合に向け、ブラジル代表選手を召集した。まもなくスタートするロシアW杯南米予選を前に大きなサプライズがあった。
親善試合に向けドゥンガ監督は24選手をリストアップ。その中にはネイマールの名前もあるものの、おたふく風邪で先日全治2週間の診断を下されたため出場は微妙なところだ。気になるネイマールの容態だが、友人スタッフが先日インスタグラムでパンパンに腫れた彼の顔写真を公開している。
果たしてこの状態でネイマールはW杯予選の前の大事な親善試合に間に合うのだろうか。
さて前述したサプライズだが、最もブラジルメディアを沸かせたのはカカ、そしてフッキのカムバックである。カカは現在アメリカのオーランド・シティに所属。ブラジル代表には昨年10月に久々に復帰。日本戦に出場し、活躍したがその後出場機会には恵まれなかった。それでもドゥンガはカカに対して「彼は見本となる選手で、コート内外でも重要な役割を果たす」と、他の選手に対する影響力も考慮していることを明かしている。
フッキは、ドゥンガ監督から昨年も声がかかったが、そのときは怪我で離脱。コスタリカ戦でブラジルW杯以来のネイマールとのコンビが見れるのを待ち焦がれているファンも少なくないはずだ。一方でドゥンガ監督は長年ブラジルのディフェンスの要だったチアゴ・シウバをメンバーから外した。代わりに入ったのはアーセナルのガブリエル・パウリスタだ。
「見ての通りのリストにある24名の選手を召集した。ネイマールは2週間休んでから、プレーできるコンディションがどうか判断する。もし無理でもすでに代役は決めてある」。
召集された24名はこちら。
GK
ジェフェルソン(ボタフォゴ)
アリソン (インテルナショナル)
マルセロ・グロエ (グレミオ)
SB
ダニエウ・アウヴェス(バルセロナ)
ダニーロ(レアル・マドリード)
フェリペ・ルイス(チェルシー)
ドグラス・サントス(アトレティコ・マドリード)
DF
ダヴィド・ルイス(PSG)
マルキーニョス(PSG)
ガブリエル・パウリスタ(アーセナル)
ミランダ(アトレチコ・マドリード)
MF
ルイス・グスタヴォ(ヴォルフスブルク)
エリアス(コリンチャンス)
フェルナンジーニョ(マンチェスターシティ)
ラミレス(チェルシー)
オスカル(チェルシー)
ウィリアン(チェルシー)
ドグラス・コスタ(バイエルン・ミュンヘン)
ルーカス・リマ(サントス)
カカ(オーランド・シティ)
FW
ネイマール(バルセロナ)
フッキ(ゼニト・サンクトペテルブルク)
ルーカス(PSG)
ロベルト・フィルミノ(リバプール)