「15人風邪をひいていた」=パラグアイ戦についてドゥンガ監督

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コパ・アメリカでパラグアイに敗れたブラジル代表のドゥンガ監督が、試合前に選手たちのコンディションが最悪であったことを明らかにした。

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ドゥンガ監督は、「言い訳じゃないけど、15人の選手が風邪をひいて、練習量を抑えなければならなかった。」としたうえで、「試合はスピードの勝負だったが、勝てなかった」と振り返った。

ネイマールが不在になってからの敗退はワールドカップ・ブラジル大会を彷彿させた。ネイマールがいないブラジルは勝てない、そんな印象を強く抱かせたのは言うまでもない。それについてドゥンガ監督は「ネイマールが重要な選手であることは変わりないが、それは他の選手にも言えること。負けたときはあれが足りなかった、これが足りなかったと言われるのは当たり前で、勝てていれば何も言われなかっただろう」と述べた。

さらにドゥンガ監督は「歴史的に見てもコパ・アメリカは難しい大会で、ブラジルが優勝した回数は少ない。アルゼンチンやウルグアイのほうが優勝回数が多いぐらいだ。ブラジルはいいチームでありながら(1949年から1989年にかけて)40年もコパ・アメリカで勝てなかった時期もある。主力が5人も抜けたら尚更だ。もちろん勝ちたかったが、とてもいい勉強になったと思う。特にブラジルにとって一番の目標であるワールドカップ予選に向けた最高のレッスンだった」との考えを示した。

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