ブラジル代表は1日、リオデジャネイロにあるトレーニングセンター、グランジャ・コマリに集合、翌日からさっそくコパ・アメリカに向けて練習を開始した。
チアゴ・シウバ、エリアス、ロベルト・フィルミノ、ダヴィド・ルイスなどの主力選手の中にネイマールの姿はなかった。というのもネイマールは6日にチャンピオンズリーグ決勝戦を控えているため、ほかの選手たちよりも遅れて合流する予定だ。
2日、代表メンバーは午前中からさっそく練習を開始。午前中は初練習ということもあり、GK以外はボールを一切使わず、軽いフィジカルトレーニングに終始した。一方午後からはドゥンガ監督がボールを使って戦術を指導。今月15日の開幕戦(ペルー戦)に向け、大きな一歩を踏み出した。
ところが合宿開始直後、中盤の要であるルイス・グスタヴォ(ヴォルフスブルク)が右膝の痛みを訴えチームを離脱。サイドバックのマルセロ(レアル・マドリード)も先日怪我で出場を見送っており、これで2人目のリタイヤとなった。
ブラジル代表は10日にもホンジュラス代表と親善試合を実施。コンディション次第ではネイマールはこの試合はベンチスタート、あるいは温存される可能性も囁かれている。欧州ではシーズン終盤のこの時期、選手たちには疲労やコンディション不良が出てくる時期でもある。そんな中ブラジル代表がコパ・アメリカでどのような活躍をするのかに注目が集まる。