FCバルセロナに移籍した際、ネイマールはブラジルから家族はもちろん、スタッフである友人、トレーナーなどを引き連れてスペインへと移住した。その中に一人の料理人がいる。専属コックのマルセラ・レルミーさんだ。
マルセラさんはサントス出身で地元の料理学校で料理を学んだ。ネイマールの家族と知り合ったのもサントス時代で、彼女の料理を気に入った家族がスペイン行きをオファーした。
マルセラさんはFCバルセロナの栄養士が作成するメニューを基にネイマールの食事を準備する。指定された栄養素の中で自分なりの味付けをして最高の料理を提供するのが仕事だ。
ネイマールが体重増量をクラブから求められていることもあって、丸セラさんが作る一日の食事は軽食も含めて5回。早朝から食材を調達し、ネイマールだけでなく、家族、スタッフ、頻繁に訪れる来客の分まで食事を作るとなると、かなりのハードワークになる。
ネイマールの胃袋を掴んでいる女性だけに、信頼も厚くときどきネイマールのインスタグラムにも登場する。さらに若くて美人なためにネイマールの恋人ではないのかといった噂が流れたことも一度や二度ではない。
31歳で独身の女性が故郷を離れて、ネイマールのために日々こうして献身的に働いている。ネイマールが今活躍できるのは彼女のような多くの優秀なスタッフたちの支えがあってこそなのだ。